もうすぐ春!

節分から年明けと言いますが、すでに1か月が過ぎました! 1月は行く、2月は逃げる、3月は去るといいますが、厳しい寒さがだんだんと溶けて春が近づいてきましたね。
3月の祝日といえば、「春分の日」! そして春分の日といえば、セットで思い出すのが甘くて美味しい「ぼたもち」!
「まだ寒いし、外でデートは憂鬱だなあ」
というそこのあなた! お家でのんびり彼と春分の日を満喫しませんか?

出典:無料素材画像 写真AC




ぼたもちのいろいろ


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スーパーやコンビニでこの時期になると見かけるぼたもち。あんこがたっぷりついたぼたもち、美味しいですよね。和菓子屋さんにもぼたもちと一緒に桜餅も並んで、ついつい目移りしてぼたもち以外の和菓子も買っちゃうことも……。
でもでもちょっと待ってください。ぼたもちはお家でも簡単につくれちゃうんですよ。のんびりする前に彼と一緒につくってみましょう。
もち米とお米を半分ずつ(例えば4合なら2合ずつ)お釜にいれて、いつものように研ぎます。ちなみに、お米を研ぐときは力をいれすぎないことが大切です。最初に水をたっぷりいれて、ぐるぐると柔らかく混ぜ、それから水を3回捨てます。研ぎ終わったあと水は澄んでいてはいけません。すこし濁っているくらいがちょうどいいのです。水加減はお持ちの炊飯器のお釜のラインに合わせてくださいね。
さて、ご飯が炊けたらそのお米を潰しましょう。すりこぎがベストですが、持っていない方は木べらでも対応可能です。(けれど漫勉なく効率的に潰そうと思ったら、やはりすりこぎがベストです)力仕事だからといって、彼に任せるのではなく、二人で協力して潰しましょう。完全に潰してしまっては、いけません。お米の粒がやや残るくらいが一番美味しいですよ。

 

ぼたもちといえば、最初に浮かぶ絵はやはりあんこをまとった物ですよね。あんこは、1からつくるとなると大変なので市販のものを用意しましょう。和菓子屋さんによっては、あんこのみ販売してくれるお店もあるので、好きな和菓子屋さんがあるひとはそこのあんこを購入することもよいでしょう。
中にあんこをいれて外側はきなこをまぶしてある物もおいしいですよね。普通のきなこでつくるのももちろんよいのですが、黒大豆のきなこでまぶすと香ばしさが増してとってもオススメです。その時、砂糖とすこしのお塩をいれるのを忘れずに。
ごまや青のりをまとわせてみたり、小豆あんの代わりに白あんでコーティングして桜の塩漬けを乗せてみるのも見た目にとても春らしく素敵です。

一緒にいただきます

出来上がった物が不格好でも構わないのです。大切なのは、彼と一緒にぼたもちをつくれたこと。来年も思い出を重ねていけるように祈りながら、熱いお茶を用意して、こたつでぼたもちを食べてのんびり春を待ちましょう。今年の祝日は水曜日です。次の日はお仕事という人もいますよね。明日からのお仕事の気力をぼたもちで満たして、頑張りましょうね。春はすぐそこです。





恋愛グルメライター:皐月八月

WRITTEN BY 皐月 八月

皐月 八月
遠距離恋愛中のアラサー。 料理はつくるのも食べるのもすき。映画や海外ドラマ、時代劇をよく観る。