人を幸せにしたいなら、自分を輝かせるといい
「人を幸せにしたい」ということは、とても素晴らしいことです。
しかし、自分を犠牲にして尽くすことで相手を幸せにできると考えている方、それは危険な考え方です。
今回、スピリチュアルライフコーチの涼木ゆかこが、コーチングとスピリチュアルの観点で、本当に人を幸せにする方法をお話ししていきましょう。
仕事がら、「あの人を幸せにしたい」「沢山の人を笑顔にしたい」という思いを持っている方とよくお会いすることがあります。
その思い、とっても素晴らしいものだと本当に思っています。
ただ、その方法が大きく分けて2タイプいるように感じています。
では、「人を幸せにしたい」ということを、コーチングとスピリチュアルの観点から、具体的にお話ししていきましょう。
【あなたの「人を幸せにする」方法はどんなイメージですか?】
出典:無料画像素材 写真AC
「人を幸せにする」「愛情を注ぐ」
という言葉を聞いて、みなさんはどんなことをイメージしますか?
自分のやりたいことを犠牲にして誰かに尽くすこと?
自分の貴重な時間を差し出すこと?
相手が望むことをすべて叶えてあげること?
もし、「自分を犠牲にしている量=愛情の強さ・大きさ」という感覚をもっていたとしたら、それはちょっと危険かもしれません。
なぜなら、もし、そういうイメージでいる場合、あなたのエネルギーは枯渇していき、助けているはずの人から、「ありがとう」という形でエネルギーを吸い取ってしまっている場合があるからです!
そう、相手のエネルギーで自分を満たしているのですね。
これって、本当に相手を「幸せ」にしているといえるでしょうか?
これって、本当に「愛情」でしょうか?
【「人を幸せにする」には】
これは私が感じていることではありますが、本当に「人を幸せにしたい」と思ったら、自分の内側から溢れたエネルギーをお裾分けするという感覚でいるのが理想的だと思います。
そして、その差し出したエネルギーを相手が受け取っても受け取らなくても構わない。そんなスタンスが理想的です。
なぜなら、もしかしたらその人は「かわいそうな人」ではないかもしれません。もしかしたらその人は、自分で幸せになる方法を見つけたいのかもしれません。もしかしたらその人は、まだ幸せになりたくないのかもしれません。
だから、「人を幸せにしたい」と思ったら、私たち自身が、自分の魂が輝くことをやり続け、エネルギー満タンで光り輝くことが一番だと思うのです。
【「幸せになる」のは、相手が望んだ時】
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前向きにやりつづけていれば、「私も、ああなりたい!」と感じた人は自ら近づいてきて、あなたと同じように魂を輝かせて幸せになっていくかもしれません。
ちなみに、「私は、ああはなれない、なりたくない」という人は、近づいてきません。それは、その人が今取り組んでいる別の課題があるということなんだと思うのです。
どんな人生を歩むのか。「今」何を体験するのか。これを決めるのは私たち自身です。
それは、あなたも、気になるあの人にも当てはまることなのです。
【「信じる」ことが大事】
無理やり引っ張り上げなくても、そのときがきたら、きっと自分から這い上がってくるだろうと思います。
どんな人にも、そうした力があると私は思うのです。
だから、私たちができることは、その人には、這いあがっている力があると信じること。
そしてその人が、這いあがる気持ちになったときに、灯台の灯のように光り輝き続けていることなんじゃないかと思いますよ。
スピリチュアルライフコーチ:涼木ゆかこ