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素敵な大人は知っている!誰もが持っている「手のちから」
出典: Pixabay
春が来た!
最近めっきり菜の花を見かけなくなりました。子どもの頃、近所を歩けば、少し青臭いような菜の花の香りに春の訪れを感じたものです。
少し汗ばむくらいの日差し、冬の感触が残る爽やかな風、そして菜の花の香り。菜の花は、大好きな花ではないし、食べるのも好きでも嫌いでもない。けれど毎年、心のどこかで菜の花の香りを感じることを楽しみしています。
春が来ると決まって作る惣菜があります。ちりめんじゃこ、絹さや、春キャベツの炒め煮。味付けは、お酒とみりんと麺つゆのみ。絹さやのヘタをプチッとちぎるときの香りも、また春。鍋の蓋をそっと開けてみる。フワッと広がる春霞の下には青々とした草原がいい香りを放っています。
手の感触
電子書籍に、未だなれずにいます。目は疲れるし本を読んでいる気がしないのです。情報のデジタル化が進む中、4月からANA(全日本空輸)の機内誌や新聞も、紙媒体からデジタル化するそう。
ANAのアプリやホームページから発着時刻の前後24時間自由に読むことができ、その上、燃料の節約、二酸化炭素の排出の抑制、年間約1540トンの紙を削減できるとのこと。
飛行機に乗り込み離陸を待つ間、機内誌をパラッパラッとめくる。その時間がなくなるのは寂しい。旅のプロローグ、ワクワク感が増す時間であったから。
デジタルは、かさばりから解放されるし、スマートに見ることができる。ミニマルでいいけれど手の感触の物足りなさが、しんしんと心に伝わってくるのです。
手のちから
手が触れる、そのことは嘘がつけない気がします。本をめくればワクワクするし、手で背中をさすってもらえば心安らぐ。手料理は愛情を感じるし、握手をすれば親近感が湧く。手で肩を抱かれれば励まされるし、手紙を書けば心をそばで感じることができる。そのとき聞こえる音も心地いい。
そこに込める心がなければ、あっという間に寒々しいものになってしまうけれど。
出典: Pixabay
手はエネルギーを宿す場所
手は、強いエネルギーを宿す場所。正直なエネルギーを伝え受け取る手。シンプルに手を使うことは、真っ直ぐな道を行き来します。
ときどき地方のご当地グルメを取り寄せては、
「今日の夕飯は作らず、ゆっくり楽できる!」
なんてその時を楽しむ私ですが、食べなれた手料理は、お腹が温かい。
触れ合うことが、少し難しい世の中になりましたが、手が作り出す風景を忘れずいたいと思うのです。
スピリチュアルライフアドバイザー:KAORU