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門の向こうは極楽浄土⁉「東門開き」と日本酒「西之門」

 

出典:無料素材画像 写真AC
 

◇牛に引かれて善光寺参り、その牛は釈尊寺の布引観音の化身

 

長野の善光寺と言えば、『牛に引かれて善光寺参り』という言葉を思い浮かべられる人は多いのではないでしょうか。
そこに登場する【牛】の由来はご存知ですか?
この牛、小諸市の釈尊寺の布引観音の化身だと言われています。

 

昔、信濃の国の小県の里(現在の小諸)に貧しいおばあさんがおりました。
そのおばあさんが軒先に干す布が、どこからかやってきた牛にひっかかりそのまま牛は走り去ります。
腹を立てたおばあさんがずっと追いかけ、気が付くと善光寺の金堂の前に辿りつきました。
追いかけてきた布が観音様の足元にあったことから、おばあさんは念仏を唱え善光寺の仏様を信じるようになります。

 

その後おばあさんは極楽浄土へ行けたという伝承から、『牛に引かれて善光寺参り』という言葉は生まれたと言われています。

 

 

◇善光寺の絶対秘仏のご本尊一光三尊阿弥陀如来像

 

前項でおばあさんが辿りついた善光寺。
そのご本尊は、善光寺式阿弥陀三尊(ぜんこうじしきあみださんぞん)と呼ばれ、日本最古の仏像であるという言い伝えがあります。

 

一光三尊阿弥陀如来像とも呼ばれ、中央に阿弥陀如来、向かって右側に観音菩薩、左側に勢至菩薩がお立ちになり、その背中側は大きな1枚の舟形光に覆われています。
この様子から一光三尊と呼ばれています。
現在、御本尊は絶対秘仏となっており、その姿を拝むことはできません。

 

阿弥陀如来のお住まいは十億万仏土先の西方にあるといわれており、ここから西方極楽浄土(さいほうごくらくじょうど)という思想が生まれました。
阿弥陀如来を教主とする西方の浄土は、一切の煩悩や穢れのない世界と言われており、信じ念仏を唱えることで極楽浄土へ導かれるという考え方が、西方極楽浄土の思想です。

 

そうした考え方を色濃く残している善光寺の行事、「東門開き」について、次でお話します。
 

出典:無料素材画像 写真AC
 

◇西門を開けるのに「東門開き」、根底にある西方極楽浄土の思想

 

阿弥陀如来のお住まいは十億万仏土先の西方にあり、そこは一切の煩悩や穢れのない世界だとお話しました。
善光寺本堂の西側は西方極楽浄土の一番東との境にあると考えられ、普段西門は締まっているのですが、年に一度だけこの西門が開く日があります。
それが、毎年1月15日の早朝です。

 

この日は毎年1月7日~15日に行われている御印文頂戴という行事の最終日にあたります。
御印文頂戴は、善光寺の阿弥陀如来の分身である御印を参詣者の頭上に押し当て、極楽往生を約束する儀式。

 

その最終日の早朝に、西方極楽浄土との境にある西門が開き、極楽浄土へと導いてくれると言われる杖、白膠木(ぬるで)の杖を授かることができるのです。
本堂の西側の門は西方極楽浄土の東門にあたるので、開く門は西門ですが、「東門開き」と呼ばれています。

 

 

◇善光寺の真横に位置する蔵よしのや「西之門」

 

年に1度だけ開けられる西門。
その名前を付けた日本酒があります。
それが西之門です。
 


photo by ミラクルナビらぶちゃん
 

善光寺から歩いてすぐの場所に蔵があります。
味噌づくりでも有名な蔵で、お土産に購入した味噌や醤油こうじもとっても美味しかったです。

 

頂いた日本酒は、西之門純米大吟醸。
精米歩合も高くすっきりフルーティーな味わいに驚きました。
こちらは酒蔵見学もできますし、売店も広く親切な店員さんがいらっしゃいます。
 


photo by ミラクルナビらぶちゃん
 

県をまたいだ往来も気にせずできるようになりましたら、ぜひ善光寺、そしてよしのやさんに行ってみてください。

 

 

日本酒ナビゲーター:ミラクルナビらぶちゃん

WRITTEN BY ミラクルナビ らぶちゃん

ミラクルナビ らぶちゃん
日本酒ナビゲーターで、占い師、セラピスト。以前の職を生かしメイクレッスンやフェイシャルエステなど美容...