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献杯の意をこめて東村山の日本酒 屋守(おくのかみ)を味わう
出典: 写真AC
日本酒というと、空気と水がきれいな自然が多く残る、少し交通が不便な場所で仕込まれているイメージはありませんか?
そうしたイメージの強い日本酒ですが、実は東京都内にも10軒ほど酒蔵があります。
そのほとんどが郊外に蔵を構えていますが、1軒などは東京の中心、港区で醸されています。
また比較的、23区に近い東村山市にも酒蔵があります。
今回は、その東村山で醸されている【屋守(おくのかみ)】という日本酒とその故郷、東村山の密かなパワースポットについてお話します。
◇献杯の想いを込め、東村山の日本酒【屋守(おくのかみ)】を味わう
外出自粛も明け、日に日に日常を取り戻しつつあります。
しかし、非常事態宣言が明けたからといって、翌日からすぐそれまでの日常に戻るか?と言えばそうではないですね。
今回ご紹介する屋守を購入するとき、酒屋さんから「このお酒は、東京、東村山市で作られているんですよ。」と伺い、8時だよ全員集合!世代の私は、東村山→志村けんさん→ああ、寂しいなという連想をしてしまいました。
「武蔵野台地の地下、深さ150メートルから汲み上げた水を仕込み水として使用しており、とってもジューシーで爽やかな味わいです。」と、絶大な信頼をおいている酒屋さんがおっしゃるので、志村さんへの献杯の想いもこめ、飲んでみることにしました。
その日買って帰ったのが、屋守 純米中取り「直汲み」【生】
photo by ミラクルナビらぶちゃん
水色の涼しげなボトルのイメージ同様、とってもさわやかです。微発泡な泡感と酸味が最初に広がり、そのあとに、旨みが広がります。
本当に、美味しくて四合瓶ではありましたが数日で飲んでしまいました。ということで、再び、懇意にしている酒屋さんへ出向き、屋守の違う銘柄をいただいてきました。
屋守 純米吟醸無調整生「雄町」
photo by ミラクルナビらぶちゃん
通常、屋守は「八反錦」というお米で作られているのですが、こちらは唯一、「雄町」というお米で仕込まれています。八反錦というお米は、割れやすく扱いにくいため慎重な作業を要するお米で、このお米を上手く扱える蔵は多くないと言われています。
その八反錦でとても美味しい日本酒を醸す蔵なので、雄町もさぞ美味しいだろうと期待に胸が膨らみました。
期待を裏切らず、大変美味しく、こちらはジューシーさよりも旨みをより感じたように思います。開栓後、日数の経過を経てどんどん旨みが増し、ますます美味しくなったように感じます。
この屋守、蔵(家)を守るという意味で名付けられたそうですが、そのまま読むと「やもり」ですよね。だからなのか、屋守の裏のラベルには、可愛いやもりのイラストが描かれています。
屋守を醸す、豊島屋酒造さんは、約四百年前、慶長元年1596年に江戸の神田、神田橋付近で、初代「豊島屋十右衛門氏」が酒屋兼、一杯飲み屋を始めたのが始まりです。
この文言を見て、あっ!と思った方がいれば、このコラムの通ですね。
ひな祭りに飲むのは「白酒」?「甘酒」?と桃色の日本酒「流輝 ももいろ 生」
に白酒を最初に作った酒蔵として登場します。
昭和のはじめに、東京都の東村山に醸造元として豊島屋酒造を設け、屋守と共に、別銘柄「金婚正宗」を醸造しています。「金婚正宗」は明治神宮、神田明神の御神酒として奉納されています。
屋守を味わいながら、心の中で子供の頃、もう寝なさいと言われながらも見て大笑いしたヒゲダンスに想いを馳せ、志村さんに献杯をしました。落ち着いたら東村山まで出向き、志村さんを偲びたいなと思っていると、密かなパワースポットとなっているお寺があることがわかりました。次で、紹介します。
◇ハートを見つければ恋愛運が上がる⁈東村山の隠れパワースポット大善院
屋守を醸す、豊島屋酒造さんは通常は、蔵見学ができるそうです。
今は、まだ見学やイベントは中止されていますが、定期的にイベントも開催されているようです。
見学もかねて、東村山の町歩きしてみたいなと思い調べてみると、気になるスポットが出てきました。
それが東村山駅西口から歩いて5分くらいの場所にある大善院です。
霊峰富士の溶岩石を重ね造られた山に不動明王と三十六童子が鎮座しているそうです。
境内のどこかに、隠れミッキーならぬ隠れハートがあり、見つけられれば恋愛運があがるというような話もあるみたいです。
新型ウイルスが収束し、少し行動の自由が出てきたら、ぜひ東村山に足を運んでみてくださいね。
大善院
日本酒ナビゲーター:ミラクルナビらぶちゃん