観葉植物は部屋の気の流れを良くするとも言われますが、サボテンについては注意が必要です。
サボテン自体には悪い気を払う効果もありますが、その一方で先の尖っている植物は争いを招いてしまう恐れもあります。
ここでは、家でサボテンを飾る際の注意点について詳しくお伝えしていきます。


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サボテン【風水】【スピリチュアル】メリット・デメリット

サボテンは風水ではNG、置かない方がいいという話を聞いたことがある方もいるかもしれません。
しかし、一概に「サボテンは観葉植物として家に置かない方がいい。風水やスピリチュアル的にはダメ」というわけではありません。
サボテンのスピリチュアルな意味や風水での扱い方を知り、運気上げや運気回復を試みてみましょう。

サボテンのトゲは「尖ったものは跳ね返す力がある」とされるため、魔除けや厄除け、人の念を弾き返すという意味では必要になってきますが、恋愛運や出会い運などの良い運気も跳ね返す場合もあるのです。

そのため、魔除けとして使うなら効果的ではありますが、新しい良縁を引き寄せたい、今のご縁を大事に育てたい、という考えのある方はできれば室内にサボテンを置くことは控えたほうがいいかもしれません。

このあと、詳しく、どこに置いてはいけないか、どこに置けばいいかをお伝えしていきます。

玄関と寝室にはサボテンを置いてはいけない!

必要がないなら、できるだけ家には置かないほうがいいサボテンですが、贈りものなどでもらった場合にはすぐに処分をしてしまうわけにもいきません。
ただ、不適切な場所に飾ってしまうと運気を下げてしまうもとになるので気をつけましょう。

サボテンを置くのにNGな場所は「玄関」と「寝室」です。

玄関は外からの良い気が入ってくる場所なので、ここにサボテンを置いてしまうと良い気が入り込んでくる妨げとなってしまいます。

また、寝室も良い気を溜め込んでおく場所なので、サボテンを置かないほうが無難です。
寝室は恋愛運や対人運に影響する場所であるため、コミュニケーションに悪い影響を及ぼす恐れがあります。

リビングやキッチンなど長時間過ごす場所や、家族がくつろぐ場所などにもサボテンは不適切です。
もし今置いているなら、速やかに別の場所に移した方が良いでしょう。

また風水での「吉方位」に置くことも良くないとされていますが、複数の人が住んでいる場合に家族全員の吉方位が揃うことは稀ですし、吉方位だからと言って、サボテンが置けない場所の可能性もあります。

サボテンを置いて数日様子を見てみて、運気が下がっているような気がしたり、なんとなくここに置きたくない、という気持ちになった場合には、ご自身が、空気がよどんでいるという気がする場所など、ご自身の感覚を頼りに、サボテンを置く場所を変えてみてください。

サボテンの正しい設置場所

家の中に置くことはあまりオススメができないサボテンではあるものの、魔除けとしての効果は期待できます。

外から悪い気が入ってくるのを防ぐため、玄関を除いた家の外であればOKです。
サボテンにかぎらず、南天やヒイラギなどの針葉樹を魔除けとして外に植えるということは、昔の日本ではよく見られたことです。冬は外に出すと枯れてしまいますが、枯れてしまった場合には、一年ごとに新しいものに変えていくといいでしょう。

ベランダや窓際など、外の気が入りやすい場所に置き、不必要なものが入ってこないようにバリアを張るのもオススメです。

また、邪気が溜まりやすいトイレに置くのも一考です。窓のないトイレに置くこともお勧めします。

もし職場の人間関係があなたにとってあまり心地の良いものではないなら、小さなサボテンを机の上に飾ることも効果が見込めます。悪い気を払い、あなたに必要な人間関係を運んでくれるはずです。
(人との関係がギスギスし過ぎるようであれば、仕事場のサボテンはやめたほうがいいかもしれません)


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サボテンがもたらす風水のパワー

サボテンの最大の魅力は何といっても魔除け効果ですので、モヤモヤとした気持ちになってしまう場所にはサボテンを置いてみてください。
悪い気をどんどん吸って、その悪い気によるダメージで枯れていきます。
自分を取り巻いている環境を推し量る、1つのバロメーター的な役割を担ってくれるのです。

サボテンが枯れてしまったら、新しいサボテンに変えてみましょう。
良い状態を生み出すまで続けていくと、いずれサボテンが枯れなくなっていきます。

元気よく育っているサボテンを見ると、何だか心もウキウキとしてくるものです。
置いておくだけで悪い気を払ってくれる便利なものなので、一度試してみてください。
サボテンの状態によって気の巡りを知り、運気を上げるために何をするべきかが分かるでしょう。

サボテンのパワーをダウンさせないために心がけておくこと

まず、サボテンが枯れてしまった場合にはすぐに新しいサボテンに取り替えるなど、枯れたまま放置しておかないことが重要です。
悪い気を吸ってくれてありがとう、という感謝の気持ちを持って、サボテンを処分しましょう。

またサボテンの「トゲ」が、基本的には邪気払いや色々なものを「跳ね除ける」と考えられているため、インテリアとしてサボテンを楽しみたいならトゲ無しのサボテンを飾ってみるのもアリかもしれません。

風水やスピリチュアルな意味云々よりも、純粋にインテリアとしてサボテンを楽しみたい場合には、トゲの無いサボテンを試してみてください。

逆に言えば、邪気払いのために置いていたとしても、トゲ無しサボテンだとほぼ意味がないと言えます。
悪い気を跳ね返すために飾るのであれば、必ずトゲのあるサボテンを飾りましょう。

サボテンが枯れるスピリチュアルな意味は?

手入れをしなくても丈夫なサボテンすら育たない、置くとすぐ植物が枯れてしまう家、というのもあります。

サボテンやアロエなどトゲのある植物は、凶を跳ね返す力があるとされていますが、邪気が強い場や、マイナス思考の強い人がいる家など、運気が停滞している場においては、小さな観葉植物レベルだと、早々に邪気を吸って枯れてしまうこともあります。

サボテンなどがあまりにすぐに枯れてダメになってしまう、育たないということであれば、根本的にマイナスの要因を祓うことも考えなければならないでしょう。

すぐにできることとしては、空気がよどんでいるので、空気の入れ替えをしたりまめに掃除をするなどです。
いらない物を溜めて置いていないかなど、サボテンをただ置くだけではなく、その場を綺麗にすることをまずは行ってみてくださいね。
邪気や霊体などは汚い場所や停滞している場所を好みます。
掃除をし、またライトを設置するなどして明るくする等、改善してみてください。

意外と知られていない正しいサボテンの育て方

ただし、全く手入れをしなかったり、適切な育て方をしていなかったりすれば、邪気払い・運気云々よりも、サボテンも生きていますから、早く枯れてしまうこともあります。

サボテンが砂漠に生息するイメージから、暑さに強く、水がなくても立派に成長すると勘違いをしている人もいるかもしれませんが、観葉植物のサボテンは直射日光に弱く、湿気にも弱い性質があります。
自宅でサボテンを育てる場合は、日陰や直射日光が当たらないようにカーテン越しに置くなどの工夫が必要です。

トイレに置くこともお勧めと書きましたが、湿気が多い場所に置いたままにしておくと、サボテンが早く枯れることもあるので、定期的に風通しのよい場所に置くなどして、きちんと面倒を見てあげましょう。

単なる風水のためにだったり、魔除けのためだったりと安易にサボテンを置いておくのではなく、心のゆとりを持ってサボテンを育ててこそ、本当の意味でのサボテンの「厄除け」「邪気除け」「魔除け」等の意味合いが発揮されることでしょう。植物を愛でるライフスタイルに自分の身を置くことについても考えてみてください。

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WRITTEN BY 方山 敏彦

方山 敏彦
ライター・編集者。 趣味が高じて、いつの間にか「占い」にどっぷり浸かる 。料理のメニューに困った...