年が明けて、大寒波が来て、寒い日々が続いていますね。1月20日は大寒ですから一年で一番寒い時期です。

立春までの夜の時間が長い時には、内省をするのにはとてもいい時間だと知っていますか?

今回は、前回前々回に続いてネイティブアメリカンに口伝伝承されている「大地の智慧」から、この時期、1月21日から2月21日までの過ごし方をお伝えします。
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○11月21日から春分の日までの4ヶ月〜キバムーンという時期

ちょうど1年前でしたが、約45,000年前のマヤの時代に生まれ、ネイティブアメリカンを始めとする人々に口伝伝承された、人がより幸せに力強く生きるための「大地の知恵(自然がもたらす知恵)」の集大成であるデリケット・ロッジ・ティーチングのイントロダクションのリトリートに参加しました。

この教えは、数千年も前からキーパー(教えを守る人)と弟子と言う師弟関係により継承されてきたものです。そのキーパーから直接教えていただきました。

自然界では、冬になると熊や爬虫類が冬眠するように、春分の日までの冬の時期は、春に向けての準備をする時期なのだそうです。
11月21日から3月21日までのこの期間を「キバムーン」というそうです。

キバムーンの時期には1ヶ月ごとに、過ごし方があります。

○1月21日から2月21日までの期間の過ごし方

キバムーンが始まった11月21日から12月21日までは、「一年を振り返りって感謝して手放す時期」でした。
そして、12月21日から1月21日までの期間は、「夢が現れる」時期でした。

こんなことしてみたいな、ということを漠然を思ったり、実際に寝ている時にたくさんの夢を見た方もいるかもしれませんね。前回は、その夢を書き留めておいてくださいとお伝えしました。

そして、キバムーンの3ヶ月目にあたる1月21日から2月21日までは、「夢を検証する」時期です。

前の1ヶ月に見た夢が何を表しているのか立ちのぼってくる時期だそうです。「立ちのぼる」というとわかりづらいかもしれませんが、見た夢たちが、何を意味しているのか現実の世界でわかってくることもあるかもしれません。
書いた夢のメモを見ながら、「これはどういうことなのだろう?」「この夢は私に何を伝えているのだろう?」と考える時間を取ってみるのがオススメです。

例えば、私は、年末に妊娠する夢と、次の日には友人が出産したと思ったら、自分も陣痛が始まったという夢を見ました。

いろいろな解釈のしようはあるとは思いますが、私が今しっくりしているのは、行ってみたいと思っていた場所があり、たまたま仲間にそこに行こうと誘われたのです。

その夢が叶う直前だよということを教えてくれていたように思います。私にはちょっと背伸びをする感じでしたので、ドキドキしながらでしたが、年が明けて、実際に行くことに決め、そこに行く手続きをとりました。

それは、私にとっては、夢の中の出産のドキドキと同じように感じていました。

○「夢を検証する」ヒント

そうは言っても、「どのようにやればいいのだろう?」という方のために、プロセスワークのアーノルド・ミンデル博士が「自分探しの瞑想」という本で紹介している一人で行う夢のワークの一部をご紹介いたします。

*プロセスワークとは、学際的なアプローチによって個人と集団の変容を支える方法です。

1970年代から1980年代にかけてスイスのチューリヒでユング派の分析家アーノルド・ミンデル博士によって開発されました。プロセス指向心理学の名称でも知られ、問題や困難があると思われてきた人生の諸領域に対して新しい働きかけ方を提供しています。

身体症状、人間関係、集団の葛藤、社会的緊張などに好奇心と敬意をもってアプローチし、個人と集団の成長にとって重要な情報にたどり着くことを可能にしています。

プロセスワークの考え方で「夢を扱う」という前提は、「夢のプロセス」のことです。その夢をどう解釈するのか、というのではなくて、その夢が展開していくと、そこから何が出てくるかということだそうです。

これは、最初にお伝えした「夢が何を表しているのか立ち上がってくる」に通じるものだと私は思っています。

それでは〈一人で夢のワークをするには〉を簡単にお伝えしますね。

ステップ1 夢に対する基本的な考え方を確かめる

問いは「どのように自分のワークをするかということで、あなたが今、考えていることや信じていることは何でしょうか。」
思い浮かぶものを書き出してみましょう

ステップ2 書き出してみる

あなたが見た夢、関心のある体の問題、対人関係の困難さ、あなたに起こっている出来事、仕事の状況、あなたのエッジ(自分が受け入れられる限界)を書き出してみましょう。それから、あなたが今どれを取り上げたいのか考えてみましょう。

ステップ3 プロセスに従う

瞑想をしてみましょう。夢のことを思い出し、あなたが取り上げたいことについて考えながら目を閉じて静かに座ります。何かが見えるかもしれませんし、体が動き出すかもしれません。体のどこかに何かを感じるかもしれませんし、何かが聞こえるように感じることもあるかもしれません。何が現れても、そのプロセスが動いていくのに従ってください。
コツは、「ああ、そうなんだ〜」とただ眺めている感じです。

何が起こっているのかはっきりと捉え、その結果と、瞑想を始めた時にあなたの心の中にあったものとの関係を確かめてみましょう。

この春から動き出すための準備となる夢の検証をしてみてくださいね。



WRITTEN BY 深井 沙織

深井 沙織
一卵性双生児で生まれたので、幼少期から「自分の存在とは何か?」ということに興味がありました。 人生...