爽やかな季節到来ですね。
今回、ワンネスフードのタドジュンコがご紹介するのは、そら豆のベジポタージュ。
豆乳と白味噌で、日本ならではのベジなポタージュです。


photo by タドジュンコ

豆のポタージュは、春の楽しみ

春はグリーンピースやそら豆などを使った、キレイな緑のポタージュが楽しいですね。いまスーパーの店先では太ったそら豆のさやが目を引きます。そら豆は名前からすると、つるがどんどん天まで伸びる植物のようですが、実はしっかりとした茎と根で大地にグラウンディングしつつ天と地を結ぶ存在なのです。陰陽理論で言えば、中庸から陽性に近いと考えられ、栄養もたっぷりで身体を冷やしません。
今月はそんなそら豆をメインに、こっくりと優しい味のポタージュを作ってみました。例によってベジタリアンは牛乳を使いませんので、クリーミーな風味には豆乳を用います。豆乳はたんぱく質が豊富。ですが、陰陽で見ると少し冷やす働きがあり、そのままだと消化もいまひとつ。そこで白味噌を隠し味にして温めると、とてもマイルドなお腹に優しいポタージュができます。


photo by タドジュンコ

調味料は調身料、味と体を整えるもの

いつも思うのですが、日本ならではの発酵調味料は、上品な旨味を醸し、体を整える「調味料=調身料」ということなんだなと。ほんの少し使うだけで、その奥深い世界を教えてくれるようです。
だしには、昆布と椎茸、ハーブたちで少し濃いめのベジ風だしを。仕上げてから少し時間が経ったほうが味が落ち着くので、作り置きすれば忙しい朝ごはん代わりにぴったり。腹持ちのよいポタージュです。
添加物や動物性素材を使わない料理は、素材の持ち味がすべてで、やや物足りないくらいデリケートな風味の場合もあります。ですから胡椒やトッビングのフレッシュセルフィーユは、いただく直前に振りましょう。ちょっとした変化がわかりやすいのも、自然派のベジタリアンスタイルの特徴です。


photo by タドジュンコ





春のハーブたち、道端の食べられる草も添えて

さて、そのセルフィーユですが、いまが花盛り。
うちでは藤棚の下がお気に入りで、よく育ちました。昔から浄化のハーブとして知られ、イースターの前にはセルフィーユスープを飲む習わしもあったようです。
春分の日も過ぎ、夏至に到る道のりで浄化を促したければ、ポタージュに限らずセルフィーユの美しい葉をスープに入れたり、お茶に浮かべるのもいいですね。いまはちょうど白い花がレースのように可憐です。商品としては、厳密には花が咲くと味がやや落ちるので使わないことになっているようなのですが、プロでなければ、庭のフレッシュハーブの「氣」を楽しむために、咲く前も咲いてからもOKでしょう。

そら豆のベジポタージュ

牛乳も市販のダシも使わないベジタリアンのポタージュ。

photo by タドジュンコ

材 料(6人分)
そら豆 (さやつき)      800g
なたね油とごま油      適量
たまねぎ           中1個 (みじん切り)
昆布椎茸出し        700ml(干し椎茸2個と昆布10cmを一晩水に浸ける)
フレッシュハーブ      ローズマリーやセルフィーユを適量
塩               小さじ1
豆乳              300ml
白味噌    少さじ2

【仕上げ】
胡椒              少々
フレッシュセルフィーユ         適量

作り方
① そら豆はさやから取り出し、蒸気の出た蒸し器で塩ひとつまみして蒸し、皮をはずしておく。
② 厚手の鍋に、なたね油とごま油を入れて、たまねぎに塩ひとつまみ(分量外)して透き通るまで炒める。
③ 2に昆布椎茸出し、フレッシュハーブ、塩、そら豆を入れて30分煮る。
④ 豆乳、白味噌を加え、ミキサーにかけてポタージュ状にする。
⑤ 鍋に戻して煮立てぬように温める。

【仕上げ】
① 器につぎ、胡椒少々を振り、セルフィーユを飾る。





ワンネスフードスピリチュアル料理研究家:タド・ジュンコ

WRITTEN BY タドジュンコ

タドジュンコ
【インフォーメーション】 ビオ・マガジン発行のヒーリング&スピリチュアルマガジン『anem...