もうすぐハロウィンです。

本来ハロウィンは古代ケルト人が行っていた、10月31日に秋の収穫を祝い悪霊を追い払う行事が由来とされていますが、今では子供たちが仮装をしてお菓子をもらう行事へと変化しています。日本でもハロウィンは定着してきましたよね。

ハロウィンではカボチャをくりぬいた「ジャック・オ・ランタン」にろうそくを入れて、魔女やお化けなどに仮装した子供たちが「トリック・オア・トリート!」と言い、近所のおうちからお菓子をもらう、というものです。

ハロウィンで魔女に仮装する大人も子供もいるとは思いますが、さて「魔女」という存在、本当はどんなものなのでしょうか? なぜ、ホウキに乗って空を飛んだり、杖をふって魔法をかけるなど不思議なことができると言われているのでしょうか? 古今東西運命学探求家CHAZZが出会った「魔女」にまつわる不思議をお話ししていきます。

●西洋で「魔女」は悪者扱い?


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日本ではアニメの影響もあり「魔女」はとても魅力的な印象を持つ方が多いです。それに対し海外では「魔女」というと基本的に邪悪な悪役として扱われることがほとんどです。
実際に寓話や物語を読んでみると「魔女」は邪悪な悪役、逆に「魔術師」や「魔法使い」は悪役よりむしろ良い存在として描かれている場合が多いのです。

ですが、1960年代アメリカでのウーマンリブ運動によって「魔女」に対する視点は少しずつ変わってきているのです。日本でも大ヒットした映画「マレフィセント」での魔女マレフィセントも、単に「邪悪な魔女」ではなく新しいマレフィセント像で描かれていました。





●「魔女」は太古「賢母」と呼ばれていた

「魔女」という名称がついたのは、聖書が現れてからだとも言われています。ユダヤ教やキリスト教などの一神教が広まったため、逆の存在として「魔女」という名称が生まれたのです。
聖書前のヨーロッパの宗教は自然崇拝的な多神教で日本の八百万の神々に近いものでした。「大地母神信仰」では、女神の巫女は「賢母」と呼ばれていて、ハーブや民間療法に長けており、また産婆としての役目も担い、病気や出産、そして豊作のための様々なアドバイスをするなど、農民たちにとって大切な存在だったのです。
「魔女」を意味する「ウィッチ」は、古語で「賢い」という意味なのです。

しかし、キリスト教の布教が広まるにつれ、「賢母」様に対する迫害は徐々に強くなっていったそうです。特に、民間療法の知識は「布教の壁」だったとも言われ、そのため当時の教会は「賢母」たちを敵視する方法を取り、彼女たちを「魔女」と呼びました。このことにより「賢母」たちは「魔女」になってしまったのでした。

●ハーブやアロマは「魔女」の残した民間療法そのもの?


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実は今に伝わるハーブ療法やアロマ療法の起源は、魔女たちが行っていた民間療法だと言われています。
ハーブ療法は西洋の漢方みたいなもので、風邪を引いたり気分が落ち着かない時などに、ハーブを飲んで体や心を癒す行為も、実は現代に伝わる「魔女術」の一つ、とも言えそうです。

改めて考えてみるとなんだか魔女って、とても魅力的な存在だと思いませんか?





古今東西運命学探求家CHAZZ

WRITTEN BY CHAZZ

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西洋・東洋を問わず、あらゆる占術を駆使した総合的鑑定を行う占術界きっての実力派。 占いだけでなくス...