いまから160年前の1853年、黒船が来航した浦賀港。
ペリー来航は事件として記されました。この事件から明治維新までを幕末と呼びます。
さあ、そんな歴史の舞台ともなった浦賀港は神奈川県横須賀市、三浦半島の東に位置しています。戦国時代には浦賀城があったり、江戸時代には廻船問屋で栄えたり、ペリーが来航する以前より外国船が度々訪れていたとり要衝の港として隆盛したそうです。

願いを叶えるふたつの叶神社


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ここに、願いが叶うと注目されている神社があります。そこが、叶神社。
浦賀の湾をはさんで西と東に向かい合うように2つの叶神社が鎮座されています。遡ること300年前、元禄5年(1692)に浦賀村が東と西に分かれる際、西を本宮、東を若宮として祀ったのが始まりだとか。また東叶神社は明治になるまでは耀真山永神寺といい、三浦半島の中でも寺格の高い修験道のお寺だったそうです。

さて、西浦賀の鎮守、西の叶神社の創建は1181年。平家物語に登場する文覚上人が源氏の再興を願って京都・石清水八幡宮を勧請し創建されました。大願の源氏復興が叶ったことから叶大明神と称するように。歴史深い神社でありです。社殿に施された見事な彫刻は必見!龍や花鳥図の彫刻群は横須賀市の指定文化財です。叶神社の御祭神は誉田別尊(ホンダワケノミコト・応神天皇)、息長帯比売命(オキナガタラシヒメノミコト・神功皇后)、比売大神の八幡大神。武神として古くから崇敬されてきました。八幡神は武運を司る神様なのです。御神徳は必勝祈願、「敵(難)を退ける」災難除け、勝負運、安産、発展繁栄、鎮護国家。厄事、邪気を祓ってくださる慈悲深い神様でもあります。社殿の右側には四社神社と福寿辨財天が祀られています。





勝海舟が祈願成就の断食を行った跡地も

東浦賀に鎮座される東叶神社の御祭神も一緒です。若宮と称される東の叶神社の背には明神山があり登ることが出来ます。社殿から山上へ向かう途中には恵仁志坂(えにしざか)と産霊坂(むすびざか)と呼ばれる石段があり、登ることで縁結びにご利益があると言われています。山頂付近には浦賀湾が一望できるビュウポイントもありますよ。頑張って登りましょう! 山頂に着くと奥の院、東照宮、神明社と勝海舟が祈願の為に行った断食の跡があります。祈願と修業の場だったのですね。合わせてご参拝頂きたいのは社務所の奥にある「身代わり弁財天」。石垣に開いた祠(ほこら)の奥に厳島媛命(いつくしまひめのみこと)が祀られています。傍には不動明王も祀られています。

実は狛犬も西の叶神社は阿形、東叶神社は吽形と2社で対になっています。
2社巡りで賜れる特別な御守りがあります。西で勾玉を、東でお守り袋を選び完成させてください。持っていると恋愛だけでなく,仕事・友人・その他、諸々の良縁が結ばれるのだとか! あなただけの御守りを是非手に入れて下さいね。

見どころも豊富な浦賀。同じく三浦半島の走水神社も合わせてご参拝されてみてはいかがでしょうか?




WRITTEN BY タカダ メグミ

タカダ メグミ
珈琲をこよなく愛するオンナ。 ボディからのリーディングを得意とする。「心と魂と体=三位一体」心(思...