ズバリ、単刀直入に聞きます。
いま、許せない人はいますか?
怒りや憎しみまたは「思い知らせてやりたい!」という復讐心に燃える心を秘めているなら……攻撃的になっているという自覚があるなら……
あなたの心が深く傷ついているのだと知って下さい。
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心の傷は身体の傷と違って見えずらい

人はその心の傷が深ければ深いほど、防衛本能として「攻撃的」になることがあります。手負いの動物が近寄るものに牙をむく。そんなことが人にも起こり得るのです。

肉体的な傷は目で見えるので処置しやすいのですが、心の傷は目で見ることが叶わないため、対処が遅れがちです。
また、人の思考はあまりにも痛みを伴う経験は「思い返す」ことさえ辛いため、その「心の傷」に蓋をして隠そうとします。
ともすれば、自分が傷ついていることさえ気が付いていない、なんてことも往々にして起こります。

これも防衛本能のひとつなのですが、表面上は「なかったこと」にしていても、表層下では「心の傷」は癒されないまま、じくじくと血を流し続けている状態です。
そんな表層下に隠された「心の傷」たちがトラウマやトリガーとなって、人との関わりや、人生の選択において影響を与え続けているのです。
それらは歓迎できる、喜ばしい形ではなく、傷をつくる原因となったシチュエーションを、本人が気づくまで繰り返し作り続けます。

ある特定のシチュエーションで決まった反応を繰り返している。
ある特定の人物が、時間が経過してもなお許せないでいる。
解けない感情がある、など繰り返してしまう行動や何度も湧き上がる思いなど止められないループのなかに居る状態にあるならば、「心の傷」癒すチャンスなのです。

「心の傷」を癒すには見ないふりをせず向き合って

これまで気づかなかった、見ないようにしてきた「傷」に向かい合いましょう。
ただ感じてあげるだけでいいのです。心の傷みにたどり着くまでに、まずは「怒り」の感情を味わいってあげてください。怒りの感情が大きければ大きいほど、その傷も深いのだと知ってください。つい攻撃的になってしまったのも、その傷の上にコーティングされた怒りです。

この時に、感情への「意味づけ」や「理由づけ」などの正当化に走らないこと。
頭で整理しようとするのではなく、心で感じていくこと。表層下に追いやってきた、その時の痛みを追体験していくのです。
怒りの後に現れる感情は「悲しみ」です。その悲しみや孤独といった感情こそが「心の傷」なのです。
傷みと向き合い感じきることで「心の傷」を昇華(浄化)され癒しが訪れます。

心の傷みを癒せてはじめて、相手も自分もを「許せる」のです。

WRITTEN BY タカダ メグミ

タカダ メグミ
珈琲をこよなく愛するオンナ。 ボディからのリーディングを得意とする。「心と魂と体=三位一体」心(思...