東京都内に存在するマリアトライアングル


出典:無料画像素材 写真AC

マリアトライアングルをご存じですか?
東京都心の3つのマリア教会を線で繋ぐと三角形が描かれることから、マリアトライアングル(三教会巡り)と呼ばれています。文京区の東京カテドラル聖マリア大聖堂を起点とし、千代田区西神田の神田教会、千代田区麹町の聖イグナチオ教会を回り、最後に東京カテドラル聖マリア大聖堂へ戻り「トライアングル(三角形)」を完成させます。

古くからの神社仏閣が並ぶ聖域に三教会は建っています。地図で見ると山の手線の環の中に三角形がすっぽりと収まります。靖国神社からならぶ鎮護国家ラインに重なるようにつくられたトライアングル。巡ると幸せになれると言われる三教会巡り。この夏、東京の聖地を回る巡礼の旅へでかけませんか?





マリアトライアングルを巡ってみよう

(1) スタートは文京区の東京カテドラル聖マリア大聖堂
「無原罪の聖マリアを記念し捧げられた聖堂」として東京のカトリック教会の中心です。空から見ると十字架型を表す聖堂は、建築家 丹下健三氏の設計で世界的にも大変有名な建物です。まずは静かに聖堂の内の荘厳な空気とパイプオルガンの重厚さを感じて頂きたい。中にはイエスと聖マリアの礼拝場とピエタの原寸大のレプリカがあります。ピエタ像の感じた暖かい微細な粒子のシャワーは素晴らしい心地よさでした。ルルドの洞窟を再現した場所もあります。

(2)千代田区の神田教会
東京でも歴史の古い教会のひとつ。創建は明治7年 (1874年)。現在の聖堂は昭和3年(1928年)に完成されたもの。外観と内部が異なる、二つの建築様式を融合した珍しい建物です。3つの教会の中では一番規模は小さいですが、トライアングルの要となる重要な場所。この神田教会を象徴する、祭壇と2階、そして14面の窓を飾るステンドグラスは必見です。そして聖堂内の七つの特徴をじっくりと読み解きほし…いま、この瞬間、何を感じているのか、内側に響く音に耳を澄ませて頂きたい。3つの教会の中で一番早い16時閉館と月曜日休館なのでご注意を。

(3)千代田区麹町にある聖イグナチオ教会(カトリック麹町教会)
都心の真ん中にある国際色豊かな教会。1999年に建てられた近代的な楕円の主聖堂は「命と復活」の象徴である卵を表しキリストの復活を表現しているのだとか。主聖堂、マリア聖堂、ザビエル聖堂とクリプタがあります。主聖堂に足を踏み入れると天井を象る巨大な蓮の花の元、イエス像が両手を広げ温かく迎え入れてくれます。すべてを受け入れる、慈愛に溢れた柔らかな空気に包まれると、とがっていた心も落ち着きを取り戻していきます。静かに心を見つめる内省の時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

さぁ、最後にもう一度、東京カテドラル聖マリア大聖堂にもどり祈りを捧げてトライアングルが完成されます。巡り終えた時、心にはどんな気持ちが浮かぶでしょうか?

辿った者しか分からない心の境地、それこそがマリア様の恩恵なのかもしれませんね。





WRITTEN BY タカダ メグミ

タカダ メグミ
珈琲をこよなく愛するオンナ。 ボディからのリーディングを得意とする。「心と魂と体=三位一体」心(思...