
傾聴(けいちょう)ってなに?
傾聴(けいちょう)とは、相手の話を相手が感じた事として「受け止めながら話を聴くこと」です。
英語で言うとアクティブリスニングになります。「積極的に聴く」ですね。
カウンセリングの手法になりますが、営業などにも幅広く用いられているコミュニケーションスキルです。
傾聴は相手を理解したり、よりよい関係を気づくためのもの
傾聴してもらうことは、話している側のストレスの解消などの利点が挙げられます。
みなさんも、話を聞いてもらえただけで心が軽くなった経験はありませんか?
話を聞いてもらえると、とても嬉しいですよね。
その時点でヒーリング(癒し)は起こっています。家庭や職場、友人、パートナーなどリレーションシップ(関係性)を円滑に築いていく上で、傾聴はとても大切なことだと感じています。
傾聴のポイント
傾聴のポイントをざっくり上げると…
「相手の話を遮らない」
「相手の意見を否定しない」
の2つです。
大前提として、相手の言葉に「耳を傾ける」があります。
そもそも、みなさん、相手のお話しを聞いていますか?
相手は本当はただ聞いてほしいだけなのに、否定されたり、余計なアドバイスされたりすると、途中で言いたくなくなってしまったり、なんだかモヤモヤしたり、抑えてた感情が膨らんでしまう、そんな体験はありませんか。
自分で分かっていながらも、つい他人にもやってしまいがちですよね。
相手の言葉に耳を傾ける(傾聴)はより豊かな関係性を築く道です。
一般の方はもちろん、スピリチュアルに関心をお持ちの方、カウンセラーやヒーラー、エネルギーワーカーとして活動されている方もいらっしゃるでしょう。
いま一度、ご自身の対応を振り返ってみませんか。
少なからず心に悩みや苦しみを抱えている人にいま必要なのは「傷みを話す」ことなのではないでしょうか。
話すは「離す」につながるからです。
正論やアドバイスが解決に導くとは限らない
勘違いされている方も多いですが、「正論」を振りかざすのが解決になるとは限らない、ということです。
スピ系で多く聞かれるのが「それはエゴだ、投影だ、ジャッジメントだ」、引き寄せ系では「思いが現実をつくる」などでしょうか。
それらは真実なのかもしれません。ただし、アドバイスや正論はその後、相手が求めた場合に、です。
まずは相手の言葉に耳を傾けること、相手の心に寄り添うことを忘れないでください。
自戒を込めて、ここでスピリチュアルなお仕事に携わる方々に警鐘を鳴らします。
実際は相手の言葉に耳を傾けず、自分の言いたいことだけお話してる方、結構いらっしゃいますよ?