北の玄関口としてとして昭和時代を支えた上野駅。
駅の隣には上野公恩賜園があります。国立の博物館や美術館など文化施設が多く並び観光客にも大変人気の高いスポット。西郷隆盛の銅像が立っている事でも有名ですね。
お買い物天国のアメヤ横丁も楽しめば一日中遊べるし、文学文芸に触れしっとりと重厚な大人時間を過ごすことも。親しみやすく多彩な味わい方が出来る街なのであります。

上野恩賜公園の歴史


出典:無料画像素材 写真AC

上野恩賜公園は明治9年に登録された日本で初めての公園。
文明開化の名の元、世界から輸入された文化は上野公園に集結され様々な文化施設や教育施設が設置されました。ちなみに上野動物園もこの頃、明治15年の設立です。
過去、上野公園は様々な難局にぶつかって来ました。いま私たちが見ているのは、江戸幕府の終焉、上野戦争、関東大震災や第二次世界大戦という歴史を乗り越えて復興した姿です。

歴史ある上野恩賜公園は、江戸時代は東叡山寛永寺の敷地として広大な自然を残していたそうです。
寛永寺は徳川家康・秀忠・家光と三代将軍につかえた天海僧正が創建したお寺です。江戸の鬼封じとして建立されたお寺のひとつです。
この天海僧正鬼門や風水都市・江戸など解説されている方がいらっしゃいますので、そちらをご参照ください。
そして歴史好きなら胸がときめく建造物や言い伝えが残る場所や見所が数多くあります。
月の松で有名な清水堂や弁天堂も素晴らしいのですが、今回は「上野東照宮」をご紹介します。





日光東照宮だけではなかった! 家康が祀られる上野東照宮

上野東照宮の創建は1627年(寛永4年)「魂の静まる場所を」と死の床で家康が天海に託したことが始まり。
現在の社殿は徳川三代目将軍 家光が1651年(慶安4年)に改築したもの。先に挙げた上野戦争や維新後の混乱、関東大震災や戦災でも消失を免れ、当時の姿を今に残しています。国の重要文化財でもあります。

荘厳な黄金の社殿は日光東照宮と並ぶ美しさと言われています。
文化財保護のため社殿の中までは入れませんが、間近で黄金色に輝く社殿を見ることが出来ます。取り囲む透塀の色鮮やかさと、上段と下段に彫られた動物たちの生き生きとした様子をご覧くださいね。徳川家の権力の壮大さを感じることができます。

気になる上野東照宮のご利益は?

ずばり東照宮の御利益は「勝利と出世」!! 勢いを望むときに訪れてみて下さい。最善の決断と現状打破。後押しの風を受け取れることでしょう。
境内にはたと呼ばれる栄誉権現社があります。災いを除いてくれる大変ありがたい御狸様が祀られています。唐門、銅灯籠、大石鳥居、御神木の大楠も合わせてご覧くださいね。こじんまりとした境内に見所がぎゅっと詰まっています。
少し離れますが、大仏の顔が祀られている上野大佛と大佛パゴタへもお参りください。上野が祈りと護りの場所であると感じて頂けるでしょう。

今頃から不忍池の蓮が見頃の最盛期を迎えています。8月中旬くらいまで大輪の美しい蓮の花を楽しめますよ。夏のお散歩にぜひどうぞ。





WRITTEN BY タカダ メグミ

タカダ メグミ
珈琲をこよなく愛するオンナ。 ボディからのリーディングを得意とする。「心と魂と体=三位一体」心(思...