7月に入ると夏の訪れを告げる祭事日本全国、津々浦々で目白押し!
夏らしいレジャーもそうですが、各地で特色のある「夏の風物詩」は見る者の心を弾ませてくれます。
古来より続く季節の行事や習わしには、ちゃんと意味や祈りが込められています。それは暦や四季など天体の星々や地球のサイクルと密接に関わっています。広大な宇宙の調と生きる知恵。それは今なお節句ごとの祭事に込められています。旬の食べ物が体に良いように、季節の祭を取り入れることは、運気アップひいては開運へ繋がってゆくのです。「運が良い人」は季節を愉しめる、つまり大事にしている人、なのかも知れません。

日本三大祭、京都祇園祭のルーツ


出典:無料画像素材 AC写真

7月1日からの一か月にわたって、「祇園祭」が京都で開かれます。京都の坂神社の祭礼で日本三大祭りのひとつです。祇園祭は平安時代の疫病神や死者の怨霊をなだめ鎮めるための祭り「御霊会(ごりょうえ)」を起源とするもの。昔は疫病や災いは恨みを残して亡くなった人々の怨霊がひき起こす祟りだと考えられていました。鎮魂と無病息災を祈る祭礼、それが祇園祭の始まりです。

一か月にわたり様々な行事と祭典が執り行われる祇園祭り。
見所は前祭宵山と山鉾巡行。長刀鉾を先頭23基の山鉾が京都の中心部を巡行する姿は、祇園祭の最大の見どころと言われています。この宵山の期間だけ授かれる御守りがあるってご存知ですか? それが「粽(ちまき)」と呼ばれる厄病・災難除けのお守りのこと。京都ではこの粽(ちまき)を玄関先に飾ります。笹の葉でくるまれた食べるおやつではないのでご留意を。




祇園祭の時期だけに授かれるレアな御守

さて、粽(ちまき)にはこんな物語があります。八坂神社の主祭神である須佐之男命(スサノオノミコト)が蘇民将来という男の家に身分を隠して一夜の宿を乞いました。蘇民は快く受け入れ貧しいながらも手厚くもてなしました。その心遣いを喜んだ須佐之男命(スサノオノミコト)は御礼に「今後お前の子孫は末代まで私が護ってやろう。目印に茅の輪をつけていなさい」言い残して去っていきました。以降、蘇民将来の一族は疫病や災難を除け代々栄えていったとのこと。この「目印」の茅の輪が、現在の粽(ちまき)になったそう。粽には「蘇民将来子孫也」と記したお札がついています。わたしは蘇民将来の子孫ですよと書かれている粽(ちまき)は「厄除け・災難・疫病除け」にご利益篤い御守りなのです

この粽(ちまき)は各山鉾の会所で販売されますが、それぞれの山鉾で特色があるのです!
芦刈山は「縁結び夫婦円満」、鯉山は「立身出世・開運」、霰天神山は「雷除け」等々、山鉾ごとにご利益や意味合いも個性的な粽(ちまき)。自分の目的にあった山鉾を目指してみてはいかがでしょうか? 配布期間は会所がでている期間だけ。粽(ちまき)の他にも由来にそった御守りや限定品もあるので、旅のお土産としても喜ばれるかもしれませんね。今年の宵山は14日〜16日、後祭宵山は21日〜23日。祇園祭の7月いっぱいは八坂神社でも手に入れることが出来ます。京都に夏の到来を告げる祇園祭を楽しみながら運気アップはいかがでしょうか?





WRITTEN BY タカダ メグミ

タカダ メグミ
珈琲をこよなく愛するオンナ。 ボディからのリーディングを得意とする。「心と魂と体=三位一体」心(思...