前編では「理想の未来が分からない」という方に多い3つのパターンをご紹介しました。
あなたもその3つのパターンにはまっていないでしょうか?
後編は、理想の未来を描けない一番多い理由と、その対策方法についてご紹介します。

描けない原因は、頭も心も「毒ガス」でいっぱいだから!

私たちは、毎日5万~6万もの問いや思考を無意識に行っていると言われています。
「何を着ていこうかな」「何を食べようかな」「今日の予定は何だっけ?」など、考えるでもなく毎日頭の中に思い浮かべていることから、何も考えなくても自動的に歩けたり箸を使ったりしているレベルまでいろいろとあります。

その中で、理想を描くのを邪魔しているものは、周りの人や出来事、そして自分自身へのダメ出しや怒りなどの「毒ガス」です。

この毒ガスは、自分の頭の中や心の中に吐かれています。その「毒ガス」の中には、ずっと昔のものも入っています。

そう、自分の頭の中、心の中がこの「毒ガス」でパンパンなのです! 
「毒ガス」の色が何色なのかはその方によって異なるでしょう。

ただ言えることは、頭の中や心の中がこの毒ガスで濁ってよく見えなくなり、本来の自分の状態、自分の心の声が分からなくなってしまっているということです。

理想の未来を見つけるには、まず「毒ガス抜き」をすること!

心の中を、部屋としてイメージしていただけるとわかりやすいと思います。
TVに出てくるような、ゴミで埋め尽くされている“ゴミ屋敷”の部屋をイメージしてみてください。
これが、「毒ガス」でパンパンになった心です。

こんなにパンパンだと、引っ越してきたばかりの何にも物がなかった時の部屋がどんな状態だったのか思い出せないばかりか、新しいものを入れようとしても入りません。

理想の未来を描くためには、まず、本来のあなたを取り戻す必要があります。
この部屋を埋め尽くしているものを、すべて外に出す必要があります。
そして、窓を開けて空気を入れ替え、汚れている床や壁、カーテンなどをキレイに磨いていくのです。

まるで新築のようにきれいになった部屋。この状態が、本来のあなたの心の状態なのです。

無題

理想の未来とは、心地よい空間づくりのようなもの

あなたの心のお部屋はどんなお部屋でしたか?
広さは? テイストは? この素敵なお部屋にピッタリの家具はどんなものでしょう? 雑貨は?
そのお部屋でどんな気持ちで過ごせると心地いいですか? そのためにどんな工夫をしますか?

こうしたワクワク感、アンテナが、あなたの理想の未来を描くということなのです。

どうですか? ワクワクしてきましたか?
自分が「理想の未来が分からない」という方のパターンにおちいっていないか確かめて、理想の未来を描いていきましょう。

WRITTEN BY 涼木 ゆかこ

涼木 ゆかこ
★Blossomy*Life Labo 代表 涼木(すずき)ゆかこ 大学で心理学を学び、民間の研究...