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身近に存在するカリギュラ効果


出典:無料素材画像 イラストAC

「ここから先は危険です」「検索してはいけない危険なキーワードがあります」という文言があると、ついつい、気になってしまうことがあります。この心理現象をうまく活用しているのが、雑誌の袋とじです。雑誌の袋とじにマル秘もしくは初公開と銘打っていると、その中身が気になったりします。

これらはあえて読めなくすることで、購読者の興味を惹くカリギュラ効果といえます。

昔話の「鶴の恩返し」や「浦島太郎」もカリギュラ効果の典型的な例といえるでしょう。
「絶対に見ないでください」と頼まれたおじいさんが着物を織っている鶴の姿を目撃してしまうのが「鶴の恩返し」です。
「絶対に開けないでください」と言われたにも関わらず、玉手箱を開けてしまうのが浦島太郎です。

このように、絶対にしてはならないと言われてしまうと、ストレスを感じ、それを克服するために強い欲求が発生し、禁止されたことを破ってしまう傾向が強くなります。子供が通常、押してはいけない非常ベルを押したくなる現象やテレビでのピー音もそうであるように、カリギュラ効果は案外、身近に存在しているといえるでしょう。





自由を取り戻すために禁止を破りたくなる心理

人は自身の行動や感情を自分の意思で決定したいという欲求を持っています。その自分の意思や行動の自由を奪われると。強いストレスを感じてしまうのです。両親から宿題を終わらせることや早く寝ることを強要されたときに反発心を感じてしまった経験は誰にでもありますが、このような反発心を心理的リアクタンスと呼びます。

禁止という表現は自由を奪う手段ですから、その自由を奪われたことで、心理的リアクタンスが起こります。この時点で発生したストレスを解消したいという心理効果がカリギュラ効果です。

興味が存在していなかったとしても、禁止されることで、自由を奪われた気分となり、その自由を取り戻すために禁止を破りたくなる心理が、カリギュラ効果の持つ根幹といえるでしょう。

ビジネスでは限定表現を設けることが必要


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自身の商品やサービスのアピールにカリギュラ効果を有効に使用するのであれば、禁止表現を使用してみましょう。そして、期間限定や人数限定、地域限定、年齢限定といった限定を設けることが必要です。会員限定や購入者限定といった、すでに購入履歴が存在する購入者だけが知ることが可能な企画もカリギュラ効果が作用しますので、おすすめの方法といえます。まだ、購入したことのないお客様の心を引くでしょう。

カリギュラ効果が持つ効果は本当に強力です。より強くビジネスシーンに活用することが大切です。マイナス面に働くと相手を遠ざけたりする場合や、購買意欲を殺ぐことにも繋がりますので、具体的な説明及び理由付けが必要となります。


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心理学ライター:響孝二

WRITTEN BY 響孝二

響孝二
新聞記者、心理学ライター 1977年生まれ 北海道出身 公立高校を皆勤賞で卒業後、国立室蘭工業...