・その場の勢いだけではうまくいかない


出典:ぱくたそ

何か大きなプロジェクトに取り組むとき「上司に期待している」などと声をかけられるとつい「全力でがんばります」などと答えてしまいそうなものです。心理的にも「期待にこたえたい」と思うことは新人として働く心構えとして、評価されるべきことですが、一時の勢いだけでは仕事を完遂することはできません。
逆に、最初こそ一生懸命に仕事を取り組んでいたとしても、途中で仕事への取り組み姿勢がだれてしまう、いい加減な態度が目立ってしまう、などが続いてしまうと結果的に上司や同僚の信頼を損ねてしまうことになりかねません。
そのようなマイナスの要素にならないようにするためにも、著者も新聞記者時代に「空約束をするな」と直属の上司に言われたことがあります。つまり、自分で出来ないことを約束してしまうと、周囲は期待してしまいます。そして結果として「期待を裏切る」ことになってしまうことになります。無理をして、自分で出来ないことを約束する怖さを十分に理解をして仕事に関する発言をすることは大切です。





・たゆまぬ努力が結果を生む


出典:ぱくたそ

直木賞作家の佐藤健一先生の代表作の一つ「双頭の鷲」の中で、いたずらに蛮勇を示す騎士道に対して、軍略に優れた軍人の描写があります。「いたずらに蛮勇を示すより(中略)ひたむきに努力することこそが本当の勇気である」と紹介されています。
一時の気持ちや時勢、感情だけではどうしようもないことが真剣勝負には存在します。本当に何かを成し遂げたいと思えば、事前に準備しなければならないことも多くなりますし、考えなければならないことも多くあります。
その点、戦略、戦術など何かに取り組むときに合理的に考え、行動する力は若いときにこそ、養われるものではないかと感じます。自分の長所だけではなく、短所にも謙虚に向き合う気持ちが結果的に良い方向に働くことは決して少なくありません。
今、すぐに結果が出ないことだからといって放棄してしまうのではなく、長い目で着実に一歩づつでも結果に近づくことをぜひ、大切にしてみてはいかがでしょうか。実は努力や訓練によって成し遂げられた偉業は歴史を振り返れば多くあります。
そのときの勢いや感情だけではどうしようもないこともあるからこそ、そのときまでに十分に準備することで、最終的な結果に結びつくといえます。

もし、大きなことを将来成し遂げたいと思われるなら、今日からでも出来ることを始めてみませんか?





心理学ライター:響孝二

WRITTEN BY 響孝二

響孝二
新聞記者、心理学ライター 1977年生まれ 北海道出身 公立高校を皆勤賞で卒業後、国立室蘭工業...