・点を線にすることで成功はつかめる!


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IT業界で世界的に革新的な技術革命を起こしたステーブ・ジョブス氏のことは、日本では多くの方が知ることでしょう。日本でもアイフォンやマックブックを始めとして多くのユーザーがあり、そのデザインの美しさや常に時代のさきがけとなった技術革新は、2018年2月現在、世界の時価総額最大の企業に成長した「アップル」の原動力となっていることは間違いありません。
ジョブス氏は、アメリカの著名な大学で卒業生を前に公演したときに自分の人生をなぞらえて「点を線にすること」の大切を語っています。これは、人生で様々な経験や体験が、その後、どのように役立つか分からないが、前向きにとらえることによって必ず後の人生にプラスになる、という意味で語っています。

著者も室蘭工業大学を卒業後、地元の新聞社に就職しましたが、そのときには工業大学で学んだ知識がどのように役立つのか、あまり期待していませんでした。しかし、金属関係で学んだ知識や大学でのレポート執筆の方法、物事を論理的に考えるための思考やプロセスは大学時代の4年間で身に着けた大切な知識であり、大きな財産になりました。もちろん、取材記者としての経験は今にも通じています。

ジョブス氏の語る「点を線にする」とは、自分の過去の経験を未来に昇華させるための技術のことなのです。これは、常に「過去の自分」と冷静に向き合う気持ちと「未来に対する明るいマインド」を持ち続けたジョブス氏だからこそ、成功をつかめたのでしょう。





・社会に進む若者に送るジョブス氏のエール


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ジョブス氏は有名大学を卒業し、前途有望な若者たちに最後に送る言葉はこのように述べています。

「Stey hungry  Stey foolish 」

英語は日本語と違い、そのときのイメージや受け取る方にとっても表現や印象が違うところが難しいところです。スピーチを通して聞いた私としては「利口ぶるな、常に何か求める気持ちを忘れるな」ということをジョブス氏は伝えたかったのではないか、と感じました。

ジョブス氏は事業で行き詰まり、挫折しそうになったときや、すい臓がんで余命を医師に宣告されたときも、絶望せずに前向きに人生をとらえ、常に挑戦する姿勢を忘れませんでした。永遠のクリエーターの1人としてジョブス氏は未来ある若者たちに「卒業、就職がゴールではなく始まりの一歩だ」と伝えたかったのではないか、と私は思います。何かに挑戦し、成し遂げるためには、常に心をオープンにし、幅広い意見や見識を受け止める気持ちは、とても大切なことでしょう。





心理学ライター:響孝二

WRITTEN BY 響孝二

響孝二
新聞記者、心理学ライター 1977年生まれ 北海道出身 公立高校を皆勤賞で卒業後、国立室蘭工業...