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【手相】病気の印(サイン)は症状悪化で変化する!?  

■掌紋医学としての手の平の病状進行を表すサイン(病理紋)

手相学では、線以外の「紋」と言われる印、記号のような紋様による見方があります。
その形は様々で、☓、+、△、□、♯、米、〇など多くの種類があり、その意味も異なります。
今回は一般的な手相学での意味もチラッと紹介しながら、病気に関わる「掌紋医学」としての紋(病理紋)の現れ方を紹介させていただきます。

 


photo by 花岡正人

 

これらの病理紋が現れた時点で、注意が必要ですが、病理紋は変化しやすく、より重い病気への移行もあれば、回復・治癒していき、軽い病理紋へ変化し消えていくものもあります。
上図のように、それぞれの病理紋は相互関係があり、症状により変化し別の紋へと移行することがあるのです。

 

基本的には、深く大きい病理紋ほどリスクが高く、浅く小さい紋ほど軽いか、症状として現れないことも多いです。(ただし島紋は小さいほど注意が必要な場合があります)
反射区の臓器対応の場所などは、別記事を参照してください。

 

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■身体の変化に合わせて病理紋は変化する

あくまでも、この紋があれば疾患があるという意味ではなく、リスクの可能性を現していますので、心配しすぎることはなく、今のままの身体の酷使やストレス、不摂生などを続けると将来的にそうなっていくリスクがあります、という身体からの警告と捉えていただき、健康管理に努めていただければ自然に消えていきます。

(場合によっては、その病理紋の意味の状態になっている可能性も無いとは言えないので、健康診断の数値や症状があれば、診てもらう事をおススメします)

 

▼初期状態もしくは、回復期 ・・・ ×(バツ)紋、十字紋、クロス

手の平の丘や主要線上に出来る、×印、+印など、交差する線が現れます。

  • 一般的手相学での意味

・現れる丘や線上により異なる解釈があり、「吉凶分かれるサイン」となっています。
・しかし、一般的にはその線の意味や丘の意味を弱くする障害線として、トラブルなどの凶相となることが多いです。

  • 掌紋医学としての意味

・現れた場所、線上に対応する臓器の「失調や炎症」を表します。
・早期(もしくは回復期)の身体の変化を教えてくれています。
・主要線上の末端に現れていると、より停滞しやすい悪化傾向を暗示します。
・☓印より十字での縦横のクロスの方が注意が必要です。
(例えば、神秘十字線など十字の方が吉相となることがありますが、掌紋医学では狭心症や不整脈のサインであり、障害線となることが多いです)

 

▼進行期 ・・・ △(サンカク)紋、トライアングル

手の平の丘や主要線上に出来る、△印、トライアングル形などで、三角形の線に変化します。

  • 一般的手相学での意味

・一般的には現れた位置の主要線や丘の意味により「努力が報われるサイン」です。

  • 掌紋医学としての意味

・現れた場所、線上に対応する臓器の「疾患進行中」を表します。
・十字紋と※紋の間に値する病状を示唆しています。(動脈硬化蓄積進行など)

 

▼長期化、慢性期 ・・・ #(イゲタ)紋、□(シカク)紋、スクエア

手の平の丘や主要線上に出来る、井桁・シャープ印、スクエア形などで、四角形の線に変化します。

  • 一般的手相学での意味

・一般的には現れた位置の主要線や丘の意味により「難を逃れる・助けらえるサイン」です。

  • 掌紋医学としての意味

・現れた場所、線上に対応する臓器の「炎症の長期化、疾患の慢性化」を表します。
・変化が遅く気付きにくい現れ方です。
(手術や外傷の傷跡として回復に向かう時にも現れやすいです)

 

▼うっ血、出血、重症化 ・・・ ※(コメ)紋、スター

手の平の丘や主要線上に出来る、米印、スター形などで、三本以上交差する線に変化します。

  • 一般的手相学での意味

・一般的には現れた位置の主要線や丘の意味により「幸運が訪れるラッキーサイン」です。
(場所によっては、凶相の意味となる場合もあります)

  • 掌紋医学としての意味

・現れた場所、線上に対応する臓器の「うっ血や出血を伴う重症化」を表します。
・病状期間が長く、重くなっている現れ方です。
(主要線の末端に現れていると、重症化のリスクがより大きくなります)

 

▼腫瘍、腫れ物 ・・・ 島(シマ)紋、アイランド

手の平の丘や主要線上に出来る、楕円形、アイランド形などで、島状に変化します。

  • 一般的手相学での意味

・一般的には現れた位置の主要線や丘の意味により「トラブルや災難が起こるアンラッキーサイン」です。

  • 掌紋医学としての意味

・現れた場所、線上に対応する臓器の「蓄積された異変の腫瘍」を表します。
・大きい島紋は臓器の弱りを意味し、小さい島紋の方が注意が必要な場合が多いです。


出典: Pixabay

■左右どちらの手を観るかは臓器、症状により異なります

一般的な手相学では、左手を先天的な体質や生まれ持ったものとして表し、右手を後天的に変えてきた運勢として、現状・未来を観る手とすることが多いですが、掌紋医学では、臓器や疾患により左右で診る手を分けることが多いです。

  • 基本は両手を診て、両手に現れていたら要注意ということになります。
  • 体質的に弱い所や遺伝的な疾患は、先天的要素の高い左手に現れやすいです。
  • 基本的には、臓器の有る側の手に現れやすいです。

・「胃」「脾臓」などは左手に現れやすく、「心臓」は両手を診ますが左手が優位です。
・「肝臓」「胆のう」などは右手に現れやすいです。
・左右にある「腎臓」「卵巣」「乳腺」などは右側臓器は右手、左側臓器は左手に現れやすいです。
(「肺」については、親指側にある肺反射区の病理紋は左側臓器、小指側にある肺反射区の病理紋は右側臓器に現れやすいです。)

  • 糖尿病については、臨床統計的に、男性は左手、女性は右手に出やすいようです。

 

 

 

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手相セラピスト:花岡正人

WRITTEN BY 花岡正人

花岡正人
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