各方位を割り出して吉凶を占う「風水羅盤」

風水学について触れていると、必ずといっていいほど登場してくるのが「風水羅盤」です。特に台湾や中国で活躍している風水師が持っている光景を見ます。ビッシリと刻まれた文字や方角が何を意味しているのかを見ていきましょう。


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風水羅盤に書かれているもの

日本では風水羅盤を使いこなせている風水師は少ないそうで、これを遣いこなすまでには相当な年月を必要とします。台湾ではこの風水羅盤を使いこなせれば生活に困らないとまで言われており、それだけ風水を考える上では重要な意味を持つアイテムなのです。

風水羅盤に書かれているものは主に「方位」「干支」「九星」です。方位は東西南北に分けられ、さらに家の吉凶を調べるための八方位が記されています。八方位を3つに分けて24となります。これらは子・丑・寅などのお馴染みの干支に、八干(甲・乙・丙・丁・庚・辛・壬・癸)と四羅(艮{ごん}・巽{そん}・坤{こん}・乾{けん})によって構成されています。八方位をさらに詳しく調べるときに使用するものです。

さらに九星は一白水星から九紫火星で分かれています。こうした情報が一枚の板に書かれていて、真ん中には方位磁石が取り付けられているものが風水羅盤です。使い方としては吉凶を調べたい場所に風水羅盤を持っていき、方位磁石を北の方角に合わせます。そして、各方位の吉凶を調べていくのが基本的な使い方です。




風水尺(魯班尺)は風水にもとづいて家を設計するときの必須アイテム

風水にまつわるアイテムとして、「風水尺」というメジャーがあります。これは古代中国の魯班という建築家が考案したものといわれており、台湾や中国で風水を元に設計された建物には必ずといっていいほど使われているのです。
風水尺には目盛りのところに吉凶それぞれの意味を表す文字が示されており、吉の長さになるように建物を建てていきます。主に外からの良い運気を向かい入れる玄関などに使用されます。そうした意味から別名で門公尺とも呼ばれています。


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「財・義・官・本」は吉、「病・離・劫・害」は凶を示す

これは尺に刻まれている文字ですが、吉を表す「本」は門の幅にとって良い寸法となるため使われることが多いものです。門の幅を215センチメートルにすると、財運を高めると言われています。風水羅盤にしても、風水尺にしても生活に根差したアイテムだということが分かります。日常にうまく風水を取り入れていくことで、気の流れを良い方向に変化させてみましょう。





WRITTEN BY 方山 敏彦

方山 敏彦
ライター・編集者。 趣味が高じて、いつの間にか「占い」にどっぷり浸かる 。料理のメニューに困った...