妙にイライラとしてしまって、心が落ち着かないときもあるでしょう。その大きな原因となっているのは、やはり「人間関係」にまつわるものです。仕事にしても、恋愛にしても大もとをたどっていくなら人間関係の悩みに行き着きます。どうすれば、感情をうまくコントロールできるかについて見ていきましょう。


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「怒りエネルギー」は気を消耗させてしまう?

まず念頭に置いておきたいことは、イライラとして「怒り」を増幅させてしまうことは気を消耗させることにつながっているということです。悶々とした気持ちを抱え込んでしまうと、風水では気の流れを止めてしまっているといわれています。どんなに温厚な人であっても、物事に対して怒りを感じてしまうことはあるでしょう。
しかし、そんなときこそ一呼吸おいて冷静になってみる必要があります。「こんなことで怒る必要ある?良い気が逃げていく」と自分に問いかけてみましょう。初めのうちは慣れなくても、意識をすることで次第に習慣化していきます。




ネガティブな感情は悪い気をどんどん引き込んでしまう!

風水では家の中の気の流れを見ていくことが多いですが、心を1つの家にたとえるなら風水の視点で考えていくこともできます。「人間は感情の動物」といわれるように、日々の暮らしの中で私たちはさまざまな感情を働かせています。しかし、妬みや怒り、悲観などのネガティブな感情が湧き起こってしまうと、なかなか厄介なものです。
すべてをポジティブに考えるのではなく、自分でも嫌な感情は軽く受け流す姿勢が大切だということ。むやみに自分の感情を否定してしまうのではなく、怒っているときには怒っている自分を受け止めてあげる姿勢が大切です。感情を否定してしまうと、どんどん増幅してしまうことになるので注意しましょう。自分の気持ちを受け止めた上で、軽く受け流す心のコントロールが大切です。


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原因を把握して、感情をコントロールすることが肝心

そもそも、嫌な感情が湧き起こってしまう原因をなくしていくことが大切です。そのためには、悩みの元となっている人間関係を一度整理してみるといいでしょう。連絡がくると憂鬱な気分になったり、一緒にいると嫌な気持ちになる人とは適度に距離を置いてみるといいかもしれません。
ちょっとした心がけで気持ちも軽くなり、良い気を呼び込むだけの心のスペースを確保することができるでしょう。




WRITTEN BY 方山 敏彦

方山 敏彦
ライター・編集者。 趣味が高じて、いつの間にか「占い」にどっぷり浸かる 。料理のメニューに困った...