○あなたは何かを決める時に 何を大切にしていますか?

b102_hitujitoookinaki_tp_v

前回は、私たちは日常的に選択を1日に2万回以上しているとお伝えしました。

朝起きて、まず最初に何をするのか
朝ごはんは食べるか、食べないか 食べるなら何を食べるか
シャワーは浴びるか、浴びないか
などなど。
意識的にも、無意識的にも選択をしています。

その全てに意識的でいることは難しいですが、意識的になることで、すぐに幸せになることはできるのですよ。

そのヒントは、何を大切にしてその選択をしているのか? を意識することです。
そして、それは自分にとって幸せな選択なのかを問いかけてみてください。

それだけでも、自分のことについて、何か発見があるかもしれません。

例えば、朝食をいつも食べているけれど、お腹は空いていないけれど、習慣で食べていた、とか
朝は時間がなくてパンを食べているけれど、今日は本当はご飯が食べたかったとか。

そして、もしかしたら「自分のことを大切にしていなかったかも?」と気づくかもしれません。

○ 私たちは、自分のニーズを満たすために生きている

私たちは、何かをする時も、またはしない時にも、自分のニーズを満たそうとしています。

ニーズ(needs)というのは、必要なもの、不可欠なものです。
私たちが心地よくなるのを助けるもの、そして、虚しくなるのを避けるもので、自分と一緒にいる力のことです。

ニーズが満たされれば、心地よく感じるし、満たされていなければ、嫌な感じがします。
そのニーズを見つけるための質問はこちらです。
「それをすることで、私は何を満たそうとしているのか?」

そして、「そのことをしてみると、どんな感じがするのか」感じてみてください。

その時に、「いい感じ」、「幸せな感じ」がしたら、それは、ニーズが満たされているということです。

○ 目標を決めて達成したのに喜びがないTさんのこと

コーチングのクライアントさんには、ご自身の課題に対して、「これをします」ということを決めて、ご自身で決めたことを行動に移してもらいます。

大抵は、その行動をすることで、満足を得たり、喜びがあったりと、幸せな感情を得ます。

でも、中には、苦労をしてその決めたことをしても全く嬉しくない、逆に苦痛だったという結果になってしまう人もいるようです。

ともにコーチングを学んだ仲間のTさんのエピソードです。
コーチングを受けた時に、「こうだったらいいな」と思うことに、押入れの片付けがあったそうです。
それをテーマに話していて、すっきりさせたいということで、押入れの片付けをすることを決めて、やるとコーチに宣言しました。

ですが、その時には、仕事や、子供の行事などで、とても時間がなく、次の期間までにはできなかったそうです。
次のセッションの時にやれなかったことを言うと、コーチから「でも、やりたいことなのよね?」と聞かれ、確かに自分で決めたやりたいことだからやらなければと、次のセッションまでに無理に時間を作り、頑張って押入れの片付けをしたそうです。
やってみると、達成感があるどころか本当に無理してやったので、疲労ばかりで辛かったそうです。

あなたにも、それがいいと思ってやってみたけれど、全然いい気持ちになれなかったことはありませんか?

やりたいと思っていたことなのに、なぜ幸せな感情を得ることができなかったのでしょうか?

○ ニーズを満たす選択ができれば、幸せな未来が創れる

それは、Tさんのニーズを満たす選択ではなかったからです。

「すっきりさせる」がTさんのニーズだとすると、もしかしたら、それを得るためには、押入れを片付けることもそうだったかもしれませんが、もっと違うことでもそれを得ることができたかもしれないのです。

「私が満たしたいこと、大切にしたいことは何だろう?」
そう問いかけて、それがわかったなら、

「それをするとどんな気持ちになるだろう?」
と問いかけて、いい気分を得られそうだと思ったら、あとはただ、それをすればいいだけです。

ニーズに意識的になれば、たった今から幸せになることは可能です。
そして、今の幸せの積み重ねが、幸せな未来を創っていきます。

あなたの未来が幸せになる選択を意識してくださいね。



WRITTEN BY 深井 沙織

深井 沙織
一卵性双生児で生まれたので、幼少期から「自分の存在とは何か?」ということに興味がありました。 人生...