就活シーズン、証明写真を撮る機会が多くなります。一度撮ったら長期間使わなくてはならないのに、指名手配犯のような印象になってしまうのは避けたいところです。
ここでは証明写真で好印象を持ってもらえるメイク方法をご紹介します。

『指名手配犯にならないようにするには』

目の下のクマやくすみが目立ってしまうのが証明写真です。徹夜明けのような疲れた顔になってしまいます。証明写真は、くすみが目立って写ってしまうことが原因です。
クマはコンシーラーできちんと隠しましょう。証明写真において、肌の色ムラは天敵です。クマだけでなく、シミやニキビ跡や小鼻周りの赤みも残さず消します。しかし、厚塗りをするとそれもちゃんと写ってしまうので注意です。ポイントを絞って隠していきましょう。

さらにハイライトで目の下を明るくします。さっとひと塗りで充分です。クマを飛ばせるだけでなく、目も輝いて見えるのでおすすめです。
ベースの仕上げにパウダーを使うことで、肌を綺麗に見せてくれる効果があります。透明感もアップするので、写真撮影といえども欠かせない工程です。




『ベースは立体感を作り上げよう』

証明写真で大切にしたいのは立体感です。ベースできちんと色ムラを無くしたので、今度はチークやハイライトで立体感を作ります。

頬の高い位置にハイライトを乗せ、ツヤを出します。ハイライトは他に鼻先、あご先に乗せます。鼻筋を高く見せようとTゾーンにガッツリ入れるよりも、ナチュラルに鼻筋を高く見せてくれます。

チークはオレンジや赤が強いとそこだけ目立ってしまうので、ピンク系で肌なじみのいい色がおすすめです。頬の高い位置に、大きなブラシでさっと乗せます。血色良く見えるようにしましょう。

出展:無料写真素材 写真AC

『アイメイクはデカ目効果よりも華やかな印象重視で』

目を大きくさせようとアイラインを太く入れたりマスカラを重ね塗りしたりすると、厚化粧に写ってしまいます。大きな目に見せるのではなく、きりっとした華やかな印象になるように控え目にしましょう。
まぶたもくすみが出やすい場所です。マット系のベージュや淡いピンクやオレンジなどのアイシャドウを薄く乗せると、目元が綺麗に写ります。

『リップは淡い色付きで充分』

きちんと感を出したいがためにマットな口紅を塗りたいところですが、証明写真では色味が強く出ます。リップは透明感のあるシアータイプを塗るだけで充分です。血色が良く見えるピンクベージュやコーラルピンクだと、程よく健康的な顔になります。
グロスなどのツヤも、厚化粧に見られる原因です。リップはシンプルにしましょう。

証明写真は第一印象を左右するものです。ですが、それだけで決まるわけでもありません。肩の力を入れすぎずに、素敵な写真を撮りましょう。





恋愛メイクライター:花梨

WRITTEN BY 花梨

花梨
コスメの情報を漁っているとあっという間に一日が過ぎてしまう日々。いつまでも可愛くいたいという願いを持...