この季節になると、花火大会が多くなってきます。とてもきれいな花火ですが、実はその花火大会にも開催した理由があることを知っていましたか?
花火大会のことをもっと知ることで、今までよりも楽しむことができますよ。


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花火の起源ってどこから?

日本の花火は、世界一だといわれています。しかし、起源は「5世紀頃の中国」なのです。最初は連絡用の「のろし」として使われていましたが、徐々に変化していき武器の「爆竹」になります。このとき使われていた火薬は、ヨーロッパへと渡り広まっていくのです。そして、日本には1543年に「鉄砲」と一緒に伝わってきました。その後、徳川家康が花火を見たことがキッカケで、江戸の町に広がり庶民にも広がっていきます。
江戸時代になってからは花火を売る人や花火を作る花火師が増えていきました。その中でも「鍵屋」は特に有名です。花火を見るときに、「たまやー、かぎやー」と声をかけるのは花火師の「屋号」を掛け声にしています。




花火大会がなんで夏にやるのか

花火大会を夏に開催する意味は、8月中旬のお盆が関係しているのです。お盆には年に一度、「先祖の霊が帰ってくる」といわれています。お盆の期間は13日~16日で、13日はご先祖様が「迷わずに帰って来られるように」、そして16日はしっかりと帰れるようにと火を焚きます。
花火は、ご先祖様を送り出すために使われていた物でした。ちなみに「隅田川花火大会」は、江戸に病気や飢饉などで多数の死者が出たとき、当時の将軍が「隅田川の水神祭」で花火を披露したのです。死霊の魂をなぐさめ、悪疫退散を祈ったことが発端になります。


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花火の種類ってどんなものがあるの?

基本的な花火は「菊先(きくさき)」というもので、爆発した後、金色になりながら広がっていく花火になります。皆さんがよく見ている花火はこれです。火薬の調合によっては、金から赤や金から青へと変化したりするものもありますよ。他にもUFOの形や土星の形を作ったり、ハートやリング状の花火を作ったりするのも「型物(かたちもの)」といわれます。
また、花火が開いてからゆっくりと光の線が落ちていくものを「錦冠(にしきかむろ)」と呼んでいて、大会の最後に打ち上げられることが多いです。そして、音がした後すぐには開かず、細かい花火がパチパチと見えるものを「千輪(せんりん)」と呼んでいます。これも、最後の方に打ち上げられることが多いです。

花火大会の歴史や、花火の種類を見てみましたが、鉄砲と共に伝来してきたとは知らない人も多いのではないでしょうか。こういった知識を入れておくと、今年の花火大会も楽しめますよ。




WRITTEN BY 水守 湊

水守 湊
シナリオライター。パワーストーンがもたらす効果が「オシャレ」&「幸運」だと気がついて、「占い」の世界...